北海道浜頓別 クッチャロ湖の水鳥監察館について
クッチャロ湖は道北の浜頓別にある湖です。渡り鳥の飛来時期になると多くのコハクチョウがやってきます。水鳥観察館からは屋内に設置された双眼鏡から、水鳥たちの様子が観察できます。鳥の剥製も数多くあり、実際の鳥の形態を確認しながら、野性の鳥たちを観察できます。
また夏季限定でカヌーの無料体験もあります。以前体験してみましたが、カヌーが長いロープで繋がれているので気軽に、そして安全にカヌー体験ができます。
キャンプ場や温泉施設も併設されており、少し先にはベニヤ原生花園もあって北海道の自然を満喫できる場所のひとつです。今回はこのクッチャロ湖にある「文芸の森」に足を踏み入れてみました。
浜頓別クッチャロ湖 周囲の森「文芸の森」を歩く
クッチャロ湖の水鳥観察館の手前に見える「文芸の森」の看板文字。前回訪れたときから気になっていたこの森を歩くことにしました。道の入口には案内図があります。まずは外周をぐるっと廻るコースを選び、向かって左側を進みます。
道はきちんと整備されていてとても歩きやすく、美しい木々の緑の間を通り抜けていくと、左手にパークゴルフのコースが見えてきます。そのまま右に迂回しながら進むと、下に降りていく急な階段状の山道があったので、今回は止めておいて(足を骨折していた)次回挑戦することにし、後ろに延びている道へ進みました。
こちらの道には、等間隔に俳句を刻んだ石碑が並んでいて、緑の小径のなかを一つひとつ鑑賞しながら進むことができます。だから文芸の道。納得です。
石に刻まれた俳句の文字はそれぞれ異なる書体になっており、俳句の内容もさることながら、文字の「かたち」を見比べるのも楽しく、あっという間に最初の入り口に戻りました
一旦森の外に出て、水鳥観察館の横に小径があるのを発見。先程断念した、急階段のところまで行けるかもしれないと進んでみると、すぐにエゾリスが出てきました。あまり人に対して警戒心がないのか、しばらく近くの木で上り下りした後に木から木へ飛び移り森に帰っていきました。
森をずっと進んでいくと、道の端が水分を含んできて、道路脇には水たまりも出てきました。そのせいか、森に入ったときからいた蚊も増えてきたように感じます。急階段のところについたら折り返そう、と考えていましたが…なぜか舗装された道路につきあたりました。特に看板もなく、何処にいるか分からなかったものの、Google Mapで確認したところ、クッチャロ湖から1キロほど離れた車道(町道)に出てきた模様。引き返すとまた蚊の襲撃にあう恐れを懸念し、そのままクッチャロ湖の方に道路沿いを歩いて戻ることにしました。
クッチャロ湖の温泉(足湯)について
トノサマバッタが跳ねていく道を進むと、来たときに車から見たクッチャロ湖の足湯への看板が目に入りました。足湯は看板から約100m直進した先の道路脇の屋外にあり、屋根が付いた四角い温泉で、ゆっくり腰掛けながら足をつけることができます。
美肌の湯として有名で、少し黒っぽく、最初は熱く感じたものの、時間が経つとじんわり心地よくすごすことができました。
道の駅 北オホーツクはまとんべつのソフトクリームについて
足湯を満喫した帰りはクッチャロ湖から車で3分の道の駅でソフトクリームを食べることにしました。浜頓別の池田牧場の牛乳を使用していて、さっぱりしているのにコクがあり、ワッフルコーンとの相性がとても良く、風呂上がり…足湯上がりにぴったりのとても美味しいソフト(390円)でした。池田牧場では牛たちをストレスをできるだけかけない放牧で育てていて、牛が食べる草のための土作りから頑張っている牧場のようです。
季節によって牛乳の味も変わり、それに伴いソフトの味も変わるようなので、浜頓別を訪れた際には是非また食べてみたいと思っています。
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