立派な葉付きの大根を見つけるとついついどれが大きいか選んで買ってしまいますよね。
でも買って帰ると野菜室がいっぱいなんてことはありませんか?
そんな時には下ごしらえをして常備菜にしておけば、冷蔵庫にもきちんとおさまり時短調理にもなって一石二鳥!
- 大根の葉を刻んでお酒のつまみにもピッタリ「定番ふりかけ」
- 葉をお味噌汁の具にする「洗って刻んでそのまま冷凍大根葉」
- 甘じょっぱい味付けがちょうどよい箸休めになる「大根の皮のきんぴら」
- にんにくと塩味のバランスで箸がとまらなくなる「大根の皮のナムル」
今回はこの4つの簡単メニューをご紹介します!
大根を買ったら最初にすること!
もし葉のついた大根を買った時には、すぐに葉の付け根のところで切り落とすことが大事。
こうすることによって葉からの水分の蒸発を防ぎ、みずみずしいままで保存することが可能になります。
濡らした新聞紙で包み、その上からビニール袋で保管すると更に長持ち。
また、大根の皮をむき煮物などに使う調理直前の輪切りの状態にして。そのまま冷凍保存をしておくととっても便利です。
煮物の際には凍ったまま煮汁に投入すれば素早くお料理に取り掛かることができて時短にもなります。
このようにして切り落とした大根の葉や皮は捨ててしまわず次でご紹介するレシピにしておくと日持ちもしてゴミが減り、とってもエコですよ!
【定番】大根の葉の調理方法!
大根の葉のふりかけ
- 大根の葉を細かく刻む
- 中火で温めたフライパンにバター大さじ1を溶かす
- 刻んだ大根の葉を炒める
- 葉の色が鮮やかな緑色に変わりしんなりして最初に入れたときの半分〜3分の1くらいの量に減って火が通ったら、お醤油を小さじ1加える(この時鍋肌から入れるとお醤油が焦げて風味が良くなる)
- 白ごまを散らしてできあがり
お味噌汁の具
- 大根の葉をジップロックに入る長さ2〜3センチくらいに切る
- 冷凍庫にいれて凍らせる
- 凍ったままお味噌汁に入れる(凍った後に手で揉みほぐすと適度に細かくなるので便利)
【定番料理とアレンジ】大根の皮の利用方法
大根の皮のきんぴら
- 大根の皮1本分は細切りにする
- フライパンに油大さじ1を引いて温める
- 細切りにした大根の皮を炒める
- しんなりしてきたら砂糖大さじ1・みりん大さじ1・醤油大さじ2分の1を加える
- 汁気がなくなるまで炒める
- 白ごま大さじ1を散らして出来上がり
大根の皮のナムル
- 大根の皮1本分を細切りにする
- 塩をひとつまみ絡めて30分ほど置く
- しんなりしたら水気を軽く絞る
- 中華スープの素小さじ1、すりおろしにんにくを少々加えて混ぜる
- ごま油大さじ2分の1を全体に回しかける
- 白ごま大さじ1を散らしてできあがり
まとめ
一本まるごと余すところなく使うことができる大根はとってもコスパの高い野菜。
普段捨ててしまうことの多い葉や皮の部分ですが、栄養価はとても高くひと手間かけることで美味しくて簡単な一品に変身します。
ご飯にかけると何杯も食べてしまえそうな「ふりかけ」。
お味噌汁の具がない時にも簡単につくれてしまう「冷凍大根葉」。
何かおかずに一品欲しいとき常備菜としても使える「大根の皮のきんぴら」。
お酒のアテにもなる「大根の皮のナムル」。
ちょっとした一手間をかけることで今まで捨てていた部分がゴミにならず、簡単なおかずになる環境にも良いエコ調理になりますよ!
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