札幌近郊にある千歳市。
新千歳空港があったり最近ではラピダス進出などで話題になっている札幌近郊の市です。
そんな千歳市にはサケをメインとした水族館があるのはご存知ですか?
今回は札幌から車で約1時間の場所にある千歳水族館をご紹介します!
千歳水族館の展示内容
北海道といえば鮭「サケ」。
そのサケが産卵のために遡上してくる千歳川を自然の姿そのまま観察できる水族館です。
北海道最大の淡水魚の大水槽
北海道で最大の淡水魚が見れる大水槽では巨大なチョウザメや幻の魚イトウ、もちろんサケも見ることができます。この大水槽があるフロアには水槽に使われた分厚いアクリル板でできた長椅子が置いてあります。この長椅子は価格にするととても高額だそう。
千歳川ロード
サケが遡上してくる千歳川の流域の様子を再現した展示ゾーン。
上流域から下流域までいろいろな生態系が水中だけではなく岸辺の植物にいたるまで再現されています。中にはアメンボがいたりマイマイがいたりするので、他の生き物の様子も詳細に知ることができます。
世界の淡水魚がいろいろ観察できる
日本に馴染の深い鯉や、アリゲーターガー、ポルカドット・スティングレイやムツゴロウなどの淡水魚がいろいろいる淡水魚ゾーン。熱帯の植物が生い茂りカラフルな熱帯魚がいる水槽の上にはカメレオンが!柵やガラスなどの仕切りが無くまるでジャングルの一角を切り取ったようなコーナーもあり、時間を忘れて綺麗な魚たちに目を奪われてしまいます。
魚を触れる体験ゾーン
ドクターフィッシュがいる水槽は何回体験しても面白いですよね。人気のコーナーは時間を守って次の人と交代します。
小さなチョウザメやウグイの仲間が泳ぐタッチプールには飼育員さんたちの動画が流れていて、魚たちが寄ってくるような手の入れ方がわかります。タッチプールの底は円形になっているので、魚の体の様子が横からも見ることができます。
魚以外の生き物も間近に見れる!
水族館ですが、水場が好きな他の生き物も。
全国の水族館では初めての展示というアメリカンミンクや、水鳥のカイツブリは道内ではなかなか目にする機会がないかもしれません。
動きに合わせて変わるフロアマッピング
生き物たちを観察するだけではなく体を動かして楽しめるフロアマッピング。
暗い中に浮かんでくる魚影や、雪の結晶のライティングは様々に変化してとても綺麗です。
じっくり学習できるサーモンルーム
サケについての人との歴史や、アイヌ文化との関わりを詳細なパネルや道具の展示で紹介しているコーナー。魚といえばさかなクンが千歳水族館に来館したときのアンケートの展示も面白い。
サケを使ったレシピの紹介を見ると、北海道だけではない地域でもいろいろな料理に使われていることを知ることができます。
千歳ちとせ川そのまま観察できる水中観察ゾーン
川の中をそのまま観察出来るようになっているので、季節によって鮭の遡上の様子や稚魚、水鳥が自然のままで観察できる珍しい観察ゾーンになっています。
生き物がいないときでも川底の水が流れる様子を見られるのはとても興味深い。
サケの博士になろう!クイズコーナー
出口の近くになると、モニターで5問全問正解するとサケ博士になれるクイズコーナーが。
なかなか難しいのですが、全問正解を目指して何度もチャレンジしていると、知らず知らずのうちにサケの知識がついています。
千歳水族館の所要時間
簡単にみても30分、できれば1時間以上は欲しい展示内容。
タッチプールやドクターフィッシュの体験のほか、時季によってはサケの放流体験などもあるので長くゆっくり過ごすのがおすすめです。
道の駅「サーモンパーク千歳」に隣接
千歳水族館は道の駅の中に併設されていて、公園になっているので水場で遊ぶこともできます。
夏季には道の駅で食べ物を買って食べることができるのでとっても便利!
入館料
大人800円、高校生500円、小・中学生300円
(団体料金は別途有り、詳しくは公式サイトでご確認ください)
Webチケット
大人600円、高校生400円、小・中学生200円
千歳水族館へのアクセス&駐車場
道の駅「サーモンパーク千歳」内
札幌から車で約60分
住 所
北海道千歳市花園2丁目312
まとめ
札幌から来るまで約1時間の千歳水族館。
淡水の魚だけでも大きくて種類が多く迫力のある展示が見どころ。
魚だけではなく、北海道だけに生息する爬虫類の展示や、アメリカンミンク、カイツブリなどもいるので、多くの生き物に出会うことができます。
体験メニューも豊富で館長さんのギャラリートークも面白いです。
暖かい季節になれば水族館の周りの芝生でも遊べるし、隣の道の駅で飲食もできるので子供を連れて1日中遊べるとっても楽しい水族館。
入館料はWebチケットで購入すると大人は600円になるのでとってもお得です!
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