函館近郊の七飯町をご存知でしょうか?
札幌から函館へ向かうと途中大沼公園がありますが、そこに位置する町です。
高速にのって函館市街まで行くと通り過ぎてしまいますが、人気ナンバー1にもなっている道の駅「なないろ・ななえ」がある七飯町です。
七飯町は近代農業発祥の地で、実は西洋林檎や男爵いもが日本で最初に栽培された場所でもあるのです。
七飯町の道の駅「なないろ・ななえ」の隣にある男爵ラウンジについてご紹介します!
男爵ラウンジとは?
男爵ラウンジとは正式名称を「THE DANSHAKU LOUNGE」と言います。
2019年の春に道の駅「なないろ・ななえ」の隣にオープン。
目印は大きなじゃがいもが斜めになっている不思議なかたちの街頭です!
レストランやお土産品売り場、そしてミュージアムが一つになっている複合施設。
「なないろ・ななえ」はとても人気のある道の駅で、車中泊をするのにもとても使いやすい場所です。
レストランは「なないろ・ななえ」とは違い本格的なメニュー(ステーキなど)が揃っているので時間をゆっくり取って過ごしたい雰囲気。
お土産はじゃがいもに因んだ商品が多いのと、北海道産のお酒を多く取り扱っていました。
今回はこの男爵ラウンジのミュージアムに焦点をあててご紹介します。
道の駅に立ち寄ったら是非、男爵ラウンジへもお立ち寄りくださいね。
男爵ラウンジ・ミュージアムの見学時間について
男爵ラウンジの展示を見学はさっと見るなら10分くらいあれば十分かもしれません。
昔の道具や車に興味があったりすればもっとゆっくり時間をかけて楽しめます。
男爵いもの生みの親である、川田男爵についての解説文を読むとさらに時間はかかります。
男爵ラウンジの展示の見どころ
男爵ラウンジの展示のみどころは次の3つになります!
日本初の自家用自動車の展示
入口を入ってすぐに展示されている日本初の自家用自動車。
まさか北海道のしかも七飯町に日本初の自家用自動車があるとは驚きです。
当時の姿のまま優美なフォルムの自動車を至近距離で見ることができます。
川田男爵のラブレターの展示
川田男爵がイギリスに留学した際に書いたとされるラブレターの展示。
男爵ラウンジの建物は広いホール状になっていますが、そこにラブレターが舞っている様子はとても素敵です。
残念ながら男爵の恋は実らなかったようですが、この展示のキャプションを読むとなんだか甘く切ない気分になります。
古い農工具などの展示
建物内部の壁面にずらりとディスプレイされた農耕具などの展示。
展示の仕方がとてもお洒落なので、はじめはただの小道具なのかと思いましたが実際に昔使われていた品々です。
一つひとつの道具に歴史を感じることによって建物の重厚感も増す展示になっています。
営業時間について
年中無休※ 10:00〜18:00
※年末年始、施設メンテナンス日を除く
アクセスについて
道の駅「なないろ・ななえ」に隣接しています。
住 所
〒041-1102
北海道亀田郡七飯町峠下379番3
まとめ
函館近郊の七飯町にある男爵ラウンジ。
大沼牛や道産素材を使ったメニューで人気のレストランに注目しがちですが、実はミュージアムとしても楽しめる場所です。
なぜなら七飯町歴史館が学芸員さんも展示に協力しているので、ただのお洒落なディスプレイとしてだけではなく、きちんと学ぶこともできるんですよ!
男爵ラウンジで七飯町の歴史について興味をもったら是非、七飯町歴史館も訪れてみてくださいね!
北海道の近代農業の歴史について知ることが出来てとってもおすすめです。
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